<防災井戸>災害時の井戸の活用方法

2018年09月26日(水)10:10 AM

かつては多くのご家庭にあった「井戸」ですが、近年めっきりその数は減少してきました。しかし、地震や台風、集中豪雨など自然災害が多発する昨今、非常時の水源「防災井戸」として、井戸が再び注目されています。 今回は防災井戸のメリットや活用方法、特に防災井戸を備えたほうが良い施設など、防災井戸の基礎知識について解説します。

注目されている防災井戸

防災井戸とは、その名の通り災害時に活用する目的で掘られた井戸です。自然災害が発生して水道管が破裂したり水道施設が被災したりした場合、あるいは渇水が起きた場合には、当然水の供給がストップしてしまいます。断水したら自治体の給水車が出動しますが、多くの場合需要を満たすだけの水が用意できず、水不足に陥ります。特に飲料水やトイレの水が足りなくなることで、多くの人の命が危険に晒されます。

防災井戸があれば、災害時あるいは渇水時の水不足の際にも地下水を生活用水として利用できるのです。

近年多くの自治体で「災害時協力井戸」という制度が運用されています。井戸の所有者が災害時協力井戸に登録し、災害が起きたときに井戸の水を被災した市民に提供するという取り組みです。関東では水戸市や相模原市でこうした制度が導入されています。このような取り組みの甲斐もあって、災害井戸が注目されているのです。

災害時の井戸の活用方法

それでは防災井戸が具体的にどんな用途で利用できるのか、見てみましょう。

水道が使えない、断水のときに利用できる

仮に災害によって水道施設が機能しなくなったり、排水管や給水管が破裂したり、あるいは渇水によって水源の水量が少なくなった場合には、水道水を使うことができません。

しかし、地下水を汲み上げる防災井戸があれば、断水の影響なく水を使うことができます。

飲料水として

水は人間にとって必要不可欠。断水時に真っ先に問題となるのが飲料水です。井戸の水質が良ければ非常時の飲料水として活用することができます。(地下水が飲料に適しているかどうか、水質検査する必要があります)

炊事や洗濯

防災井戸があれば炊事や洗濯用に水を使うこともできます。洗濯は井戸水を使い、飲料水は非常用に備蓄しているミネラルウォーターを使うというような使い分けをすれば、飲料水の不足も防げます。

トイレ

断水をしたときに大きな問題となるのがトイレです。水が使えなければ当然トイレも使えません。過去には地震の際にトイレを我慢するために水分を控えたことで、血栓系の病気にかかり命を落とされた方もいらっしゃいました。また、当然のことながらトイレで使える水が少なくなることで、衛生管理も難しくなります。

防災井戸があればトイレも通常通り使うことができるので、健康面や衛生面のリスクを格段に抑えることが可能です。

防災井戸が必要な場所

特に防災井戸は以下のような施設で積極的に導入されています。

幼稚園・保育園

多くの子どもたちの命を預かる幼稚園・保育園で防災井戸の普及が進められています。災害が起きたときには園児だけでなく、近隣の住民にも水を提供することが可能です。

通常時はプールや水遊び、植物への水やりやビオトープなどにも防災井戸の水が活用できます。

マンション

多くの人が住むマンションにも防災井戸は最適です。人間が使う水は1日あたり3リットルと言われています。仮にマンションの入居者が100人とした場合、1日あたり300リットルもの水が必要になります。しかし、防災井戸があれば、災害時に入居者の生活用水を確保することが可能です。

通常時には掃除や植物の水などに活用することで、マンション運営の経費が節約できるという、マンションの所有者や管理者にとって嬉しいメリットもあります。

医療施設

医療施設や病院では衛生管理のために日々多くの水が使われています。医療器具の洗浄や透析などで、毎日何百トンもの水が使われていると言われています。災害時に断水してしまえば、患者の命を左右することにもなりかねません。もちろん、トイレが使えなくなって患者の健康や衛生対策に悪影響を及ぼすという事態もあってはならないことです。

そうした背景もあって、医療施設や病院でも防災井戸の導入が積極的に行われています。

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