工事手順
「家庭用井戸を設置したいけれど、何日もかかって大変なのでは?」
「設置工事中のご近所への騒音が心配だわ…」
という不安をお持ちのお客様、ご安心ください。
一般的なご家庭の井戸なら、1週間程度で設置可能。
また、電動の掘削機を使用しますので、工事の音はとても静か!ご近所に対する騒音の心配も不要です。
家庭用井戸を設置する際の“工事手順”についてご説明しますので、ご確認ください。
1現地調査
- 掘削機の作業スペースが十分か
- 掘削場所は掘ることか可能か
2井戸掘削機の搬入
作業に必要な掘削機を2t車で運搬し、掘削現場にて組み立てます。
分解可能なので、設置場所までの幅が狭い箇所も問題ありません。
3井戸掘削準備
設置個所にコンクリートがある場合は、ハツリ作業(コンクリート製品を壊したり削ったりする作業全般のこと)を行います。
また、コンクリートなどのガラ(がれき)がある場合は、撤去作業を行います。
※いずれも別途費用が発生します。
4井戸掘削開始
- 掘削方法 ロータリー工法 20m迄
- 掘削径150mm
一般的なご家庭用の井戸の場合、1週間程度で掘削できます。
なお、当社の場合は低騒音の掘削機を使用しているため、電動モーターによる静音工事が可能です。騒音を最小限に抑えることができますので、安心してご依頼ください。
5水が出ることを確認
井戸水の出水が確認されたら掘削工事は終了です。
6ケーシング(井戸パイプ)を埋没する
掘削した井戸穴にケーシングを入れます。
・使用するケーシング は100mmの塩ビ管を予定しています。
なお、ケーシングの先端には、吸水する為のストレーナーを取りつけます。
・100mmの塩ビ管に20mmの穴を開け、メッシュを巻きつけて作成します。
7川砂利を挿入する
ストレーナーの保護・貯水のため、井戸穴とケーシングの間に川砂利を入れます(井戸底から上に10m程)。これで、地層にある砂が、井戸に入ることを防ぐことができます。
8洗浄用のポンプ・コンプレッサーによる井戸洗浄
ポンプ、コンプレッサーなどを使用し井戸を洗浄。底に溜まった土砂や使用した薬剤等を除去します。
9運転水位確認
井戸の水位や水量を確認します。
10電動ポンプ設置工事
井戸水を汲み上げるため、井戸の水位・水量に合ったポンプを選びます。
※ポンプの選択
・井戸の水位が地面から7mより上にある場合
⇒ 浅井戸用自動ポンプを設置
・井戸の水位が地面から7mより下にある場合
⇒ 深井戸用水中ポンプを設置
浅深両用自動ポンプ・ジェットポンプ設置工事
ブロック台にポンプを設置した後、水栓を設置します。
11手動ポンプ設置工事(台板設置)
コンクリート製高台に手動ポンプを設置、固定した後に、ノズルをつけます。
※深井戸の場合、吸い上げ能力をアップさせるため、深井戸用中間シリンダーを設置します。
12完成
お客様に水が出ることを確認していただき、問題なければ家庭用井戸の設置は完了となります。
なお、ポンプ本体につきましては、設置後1年の間無償にて保証いたしますのでご安心ください。定期的なメンテナンスもお引き受けいたします。
また、当社では水質検査を行っておりますので、お気軽にお申しつけください。