世田谷区での井戸掘りと、井戸の役割について紹介!

2016年03月18日(金)11:52 AM

世田谷区でも井戸水は出るの!?

195574水道の普及に伴いすっかり見られなくなっていた井戸。しかし、東日本大震災をきっかけに、最近見直されるようになりました。災害時に備えて、また水道代節約のために、自治体や個人宅で井戸掘りを行うところが増加しつつあるのです。意外にも、都内では登録井戸がとても多いのだとか…。

そこで、その中でも、特に井戸が多いといわれる世田谷区についてご紹介します。世田谷区は、もともと農業地域だったため、旧家の敷地内には井戸を所有していたところが多かったようです。メンテナンスすれば、また元のように使用できるようになるため、復活している井戸も多いのでしょう。

その他、共同井戸として町内会で所有しているケースや、災害時の生活用水を確保する目的で、区民が所有する井戸のいくつかを防災井戸に指定するケースも存在します。井戸の所有者が役所に申請し震災対策用の井戸として指定されると、ポンプを設置したり修理したりするためにかかった費用に対して、世田谷区から補助金が交付される仕組みになっているので大変お得です。

このように、世田谷区は井戸設置に非常に積極的であり、また浅井戸が多いため、井戸水が汚染されないよう日常的に井戸の周辺を衛生的にするための指導を行っています。メンテナンスがしっかりしていればいつでも水が出るので、いざというときも安心ですね。なお、これから井戸の設置を検討されている方は、工事前に相談してみるとよいでしょう。

災害時における井戸の活用!

204867地震や台風などの災害時には、電気、水道などのライフラインがストップする可能性が高く、飲料用の水が配給されるものの、洗濯、風呂、トイレなどに使用する水不足が懸念されています。水が不足すると、不衛生な環境で生活をすることになるため、被災者は肉体的にも精神的にも追いつめられることになります。

東日本大震災においても長期にわたり断水したところが多数あったそうですが、井戸水があったところは、なんとかしのぐことができたとのこと。この経験から、命を守るために必要な井戸の設置が検討されてきているのです。

ただ、災害時には電気もストップする可能性があるので、手押しポンプの井戸の設置が望まれます。手押しポンプであれば、必要なときにいつでも水を汲むことができるので、とても役に立つでしょう。

また、手押しポンプを設置後は、いつでも安心して使用できるようにするために、修理、補修など定期的なメンテナンスを行っていくことが大切です。

まとめ

121018幼稚園、各種学校、病院、公園などの公的施設において井戸が設置されれば、災害時などのいざというときに、住民の生活を支える大切な水を十分確保することができます。

最近は、世田谷区のように、自治体が井戸を設置するケースが増えてきましたが、まだまだ十分といえるほどの数ではありません。住民が安心して暮らすことのできる街づくりのためには、各自治体で、本気で井戸設置に取り組むことが必要です。

安心な街には、多くの人が集まってきます。街の発展のためにも、ぜひ、防災井戸の設置をご検討ください。



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