井戸掘りで出てくる小石は意外と厄介
井戸掘りは古来から人の手で作業されており、現在でも自作の井戸を作り上げている方も大勢いらっしゃいます。
そんな方々がブログなどで、体験記をアップしていることも珍しくなく、井戸掘削の情報は簡単に手に入ります。
道具もホームセンターに売っているものを加工すると簡単に作ることもできるため挑戦してみたい!と、思っている方も多いでしょう。
しかし、莫大な時間と労力を使ったにもかかわらず、失敗してしまうパターンも多くあるのも事実です。特に厄介なのは「小石」でしょう。
ただ除去するだけなのですが、これが結構な曲者!ここでは、小石がでてくる理由や、どんな点で失敗しやすいか、といった点をお伝えしてまいります。まずは、ここをチェックしてから自作にするのか業者に頼むのかを決めるのもいいかもしれませんよ。
- 目次
- 1. 井戸掘りででてくる厄介な小石
- 2. 自作の道具で小石除去は難しい
- 3. 小石が原因で断念するひとも多い
井戸掘りででてくる厄介な小石
小石が出てくるそもそも理由は、地盤は、砂・礫・粘土から構成されており空隙が大きい礫や砂の層に地下水が溜まる傾向があるためです。
地下水があるのは小石のある層なら、井戸掘りでたくさんの小石がでてくるのも当たり前ですね。完成しても、井戸ポンプに砂がたまる井戸もあるので対策が必要です。
出てくる小石の大きさや種類はさまざまで、小石、と言えない大きさの石も多く存在し、中には大人のこぶし大の石がゴロゴロでてくる場合もあります。
地上を眺めているだけでは地層の状態や水の濁りなど、わからないことはたくさんあり、それらが自作井戸の障害として高い壁となるのです。
自作の道具で小石除去は難しい
ちょっと器用な方なら、鉄パイプなどを加工して見よう見まねで作れる道具で掘り抜き井戸を掘ることができます。
しかし、道具作成自体に手間ひまがかかってしまう方もしばしば見受けられます。これは手が遅いということではなく、地層によってさまざまな特徴があり、それに応じた道具が必要になるという意味です。
石の種類や大きさ、砂や粘土質など状態によって道具を揃えないといけないのは厄介ですね。工事期間が延び、経費もかさむためここで断念してしまう方が多いポイントでもあります。
小石が原因で断念するひとも多い
少し掘る場所を変えるだけで水量に劇的な変化が起きるなど地層は複雑であり、一度ダメでも少し場所を変えて挑むこともできます。
しかし、違う場所を掘ってもまた同じ問題で断念する可能性も高く、道具作りで断念する方も多い現実があります。
自作でトラブルがおきてから業者に駆け込んでくるお客様も多く、そのほとんどが金額が高くなってしまうケースであり残念な結果になってしまいます。
井戸掘りをしてみたい!ではなく、井戸水を必要としている方であればまずは業者に相談してみることをおすすめします。
井戸生活では、井戸が欲しい・検討しているといった方のご相談をお受けしています。お声がけ頂ければ全力でバックアップいたしますので、お気軽にご連絡ください!
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