よくあるトラブル、井戸から砂?!
井戸から砂??よくあるトラブルなんです・・・。原因はさまざまですが、ポンプに不具合が出たり、井戸水が使用できなくなったりと困り者なんです。お風呂やトイレに使用しない場合、放置しがちで修理費用がかさむ場合もありますので、早めの対処が望まれます。そこで、ここでは井戸から砂が出る主な原因や、対処法についてお伝えしましょう!「最近、砂が・・・。」という方必見です。
- 目次
- 1. 井戸水に砂が混じってる原因
- 2. 井戸水に砂が入らないようにするには?
- 3. 数年使っている場合は
- 4. トラブルが起きたら早めの相談を!
井戸水に砂が混じってる原因
古い井戸だけでなく、新しい井戸でも砂が出ることがありますが、ざっと挙げられるものだけでも
- 老朽化や工事不良によりケーシングパイプやスクリーンに穴がある
- 実は充填砂利が充分に入っていない
- 井戸の能力以上に揚水している場合
- 充填砂利が大き過ぎる・スクリーンのスロットが広すぎる
- 充填砂利が小さすぎる・スクリーンのスロットが狭すぎる
などがあります。
井戸水に砂が入らないようにするには?
砂が入ると水中ポンプや組み上げポンプがダメになる、井戸が砂に埋まって十分な水量を確保できなくなる場合もあり、しっかり対処することが望まれます。一番の対策法は丁寧な施工や適切な設計を心掛け、材料の選定にも配慮して砂の出にくい井戸を掘削することです。
しかし、もう完成して砂が出てしまった場合に一番手っ取り早いのは、揚水量を抑えることですね。井戸の能力以上に揚水している、充填砂利が小さすぎる・スクリーンのスロットが狭すぎることが原因の場合には効果的で、井戸の太さにあった速度に揚水量を抑えることで効果があります。
それを避けたい場合には井戸を太めに掘りなおすことも選択肢の一つです。もしくは、ケーシングと呼ばれる井戸管を二重にするといった対処法もあります。
数年使っている場合は
井戸もメンテナンスが必要であり、普段砂のでない井戸でも数年に一度、井戸の底に溜まった砂やヘドロ、ケーシングの汚れを一掃する作業が必要です。それを怠っていると、砂が溜まり水とともに組み上げられることになります。もちろんコストはかかりますが、定期的にメンテナンスをすることで長年いい状態を保つことができおすすめです。
トラブルが起きたら早めの相談を!
井戸を自作したはいいけど、トラブルがおきてしまい駆け込んでくるお客様も多くいらっしゃいます。井戸を掘るより修理代が高額になってしまうケースもあるので、そこまで計算して井戸掘りをすることをおすすめします。地層のことや、ケーシングの種類、井戸の太さに合う揚水量などを計算して掘り上げるのはプロの技術が必要でしょう。
井戸生活ではこれまでの井戸掘り実績から得たコツや技術をフルに活用して、お客様の井戸掘りを応援いたします。興味がある、検討しているといったお客様はぜひ、お気軽にご相談ください。
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