井戸掘り前に調査しておくべき3つのポイント
井戸は水道代節約や、災害時に備えてなどさまざまな目的で見直され、井戸掘りを検討する方がふえています。井戸を構えるには庭の隅など小さな場所でも問題ありません。しかし、機械を使って井戸掘する場合には考えなければいけないことがいくつかでてきます。今回は3つのポイントに絞って井戸を掘る準備についてお伝えしてまいります。
- 目次
- 1. 掘る場所を決める前のポイント
- 2. 井戸を掘る場所のポイント
- 3. 近所にもちょっと目を向けましょう
掘る場所を決める前のポイント
掘る場所を決める前に、井戸掘りできるかどうかについて調査が必要です。まず、井戸は掘ればすぐ飲める水がでるとは限りません。ボーリング調査でどのくらい掘削が必要なのかを知ることで、掘るべき井戸の種類や費用も異なります。また、近所に井戸を利用している方や、近隣の井戸掘り業者がいればお話を伺ってみることをおすすめします。これは忘れがちですが、井戸を掘ったら市役所の下水処理科に届け出る義務があり、地域によっては下水代が発生します。下水代を確認する際に、近隣の井戸利用や水質について訪ねてみると有益な情報が得られるかもしれません。
井戸を掘る場所のポイント
井戸を掘る場所については、できるだけ広い場所にすると作業しやすく、その後のメンテナンスも楽にできるでしょう。さまざまな関係でそれができない場合でも、ポンプをおいても邪魔にならないスペースを確保する必要があります。また、掘削機を利用して井戸掘りを行う場合、掘削機のロッドが4mあるため、木やひさしなど障害になるものがないかチェックする必要もあります。さらに住宅地における井戸掘りの難関として業務用掘削機は、搬入時に3~4t車を横付けするためのスペースが必須となります。
近所にもちょっと目を向けましょう
井戸を掘る作業に騒音は付きものです。井戸生活では、電動の掘削機を使用するためエンジンで動く掘削機に比べ作業時にでる音は静かですが、全くの無音というわけではありません。エンジンを使用する掘削機であれば、騒音はどうしても気になるポイントです。ご近所トラブルにならないように、井戸掘りをする際には近隣への挨拶やお知らせが欠かせません。また、作業機械だけでなく、作業者の駐車スペースを確保しなければならないので近隣の駐車場を借りるか、家の前に停めるのであれば通行の妨げにならないよう配慮する必要もありますね。井戸自体は省スペースですが、掘っている時には意外とスペースが必要となります。そこで、井戸を掘る際にはそれが可能か、近隣への配慮とともに検討する必要があるでしょう。しかし、狭いスペースだからといって一概に無理ということもありません。ご検討される場合は井戸生活にお気軽にお問い合わせください!あなたの井戸生活のサポートをいたします。
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