家庭用井戸。一般家庭での井戸掘りのメリットや料金目安
昔は農家が多かったこともあり、井戸水を生活用水として利用する家庭が多く存在していましたが、水道が普及するとともに井戸を埋めてしまう家庭が減少したとのこと。
しかし、最近、また井戸を設置する家庭が増えてきているようです。
そこで、家庭用井戸を設置するメリットについて、詳細をご紹介しましょう。
- 目次
- 1. 家庭用井戸の井戸設置の利用用途とメリット
- 1.1 自然災害時の備えとして活用できる
- 1.2 生活用水として活用すれば水道代の節約ができる
- 2. 井戸掘り料金の目安
- 2.1 井戸掘削費用(20mまで)
- 2.2 ポンプ
- 2.3 出張料金・井戸堀り機運搬料
- 3. こんなご家庭におすすめ!
家庭用井戸の井戸設置の利用用途とメリット
メリットその1自然災害時の備えとして活用できる
掘り出し井戸の場合、人が入れるくらいの大きい穴を掘りますが、打ち抜き井戸の場合は15cmほどの幅の穴を掘っていくので、手間がかかりません。
あちらこちらで自然災害が発生していることを踏まえ、緊急時の備えとして、井戸を掘りたいと考える人が増えてきました。地震などが起こると、ライフラインがストップし、水道水を使用できなくなることが多々あるからです。
非常用にペットボトルの飲料水を蓄えているご家庭も多いと思いますが、現実的に、生活するためには、不十分。このようなときも井戸水があれば、生活用水に使用できます。水質検査を通っていれば、飲料水として使用することもできるでしょう。
メリットその2生活用水として活用すれば水道代の節約ができる
最近は、ガーデニングだけではなく家庭菜園などを行う家庭が増えてきました。花や植物、野菜、芝生などの水やりに水道水を使用すれば、毎日のことですから水道代がかさみます。しかし、井戸水があれば、水道代を気にせずに水を使用することが可能。その他、お風呂、洗濯、トイレ、洗車、池、子ども用のプールなどにも使用することもできます。
また、水道水の塩素が気になる、もしくは美味しくないから井戸水を飲料水として使用したい、という方は、必ず各地方自治体が定めた水質検査を行う必要があります。
このように、大きなメリットが2つ考えられる井戸を設置すれば、経済的に楽になるだけでなく、万が一の非常事態にも備えることができるでしょう。
井戸掘り料金の目安
家庭用井戸を設置することを決断したら、気になるのが設置費用でしょう。井戸の設置には、当然穴を掘らなければならないので、「かなりかかるのでは?」と不安なご家庭も多いはず。そこで、費用の目安をご紹介します。
井戸掘削費用(20mまで)
29万円~(税別)※地層の質、必要な水量、深さなどにより、異なります。
ポンプ
125,000円~220,000円(税別)※種類により異なります。
出張料金・井戸堀り機運搬料
作業場所により、必要になる場合があります。こんなご家庭におすすめ!
家庭用井戸のメリットのところにも記載しましたが、井戸水の使用用途は実にさまざまです。特に、以下のようなご家庭には、ぜひ設置をおすすめします。
- 災害への備えが不十分だと思っている。
- 水道水の塩素が気になるので飲みたくない。
- 家族の人数が多く、特に子供がいる。
- 庭に芝生を植えている。
- 花壇・家庭菜園をやっている。
- 池がある。
- 水道料金が高く、困っている。
- 車を所有している。
- 庭に井戸設置スペースが取れる。
あなたにおすすめの関連記事
サービス案内
電動?手押し?井戸用ポンプの仕組みとは | 業務用井戸で経費削減!井戸の使用用途やメリットのご紹介