需要大!保育園・幼稚園での井戸活用方法
保育園や、幼稚園での井戸需要が増えてきています。水遊びが大好きな子どもたちが大勢いるため、水道代を気にせず遊べるというメリットはもちろん、井戸掘りから見学して、井戸水を使うことは、水がどこからやってくるのか知らない子どもたちの教育の場にもなります。
幼稚園や保育園の井戸活用法はどのようなものか、また、危険はないのかなど、詳しくみていきましょう。
- 目次
- 1. 保育園・幼稚園で井戸を設置するケースが増えている
- 2. 保育園・幼稚園での井戸活用法
- 3. 安全面は?
保育園・幼稚園で井戸を設置するケースが増えている
東日本大震災での活躍で再び注目を浴びている井戸ですが、個人宅だけではなく子どもたちの大勢いる保育園や幼稚園でも設置するケースが増えてきています。
災害時に子どもたちや近隣住民の水を確保する目的の他に、様々な良い点が報告されています。
その一つに、蛇口をひねると水がでることしか知らない子どもたちには、水がどこからやってくるのかを考えるキッカケになり、それを通じで近隣の環境に目を向け、自然に学習することにもつながる、という点があります。
保育園・幼稚園での井戸活用法
保育園や幼稚園では、井戸をどのように活用しているのでしょうか?庭木や子どもたちが育てている植物にあげる水としての他に、どろんこ遊びや、晴れた日に虹を作ってみる、水遊びや、スイカを冷やしてみるなど子どもたちが目一杯楽しむことに使っています。
また、夏には打ち水をして涼をとり、ビオトープがある園では水道水ではなく井戸水を活用しています。
どれもたくさんの水が必要で、子どもたちが満足するまで使用すれば、多額の水道代につながりますが井戸水なら心配する必要はありません。
子どもたちの豊かな成長のために井戸を設置する園が増えるのも頷けますね。
安全面は?
井戸といえば深い穴や、手を挟むかもしれないポンプなど、子どもたちとの共生は難しいと考える方もいらっしゃるでしょう。
確かに、昔の井戸ではそうかもしれません。
しかし、近年の井戸は金属やコンクリートで井戸に蓋をして使用するため井戸に落ちてしまうことはありません。
ポンプについては可動部にカバーを設置して、安全性を確保することも可能です。
また、水質によっては飲料用にできない場合の誤飲も気になります。
飲むには向かない水質の場合、園児と先生の間で「水を飲まない、井戸水で遊んだら手を洗う」などの約束をしてから利用を開始するといった措置がとられています。
先生とのお約束を守るという教育につながっているのかもしれませんね。
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