井戸掘削時の地質調査・地盤調査とは?
井戸は地下という見えない世界を掘り進んでいくため、事前の地質調査が大変重要です。どこまで掘ると水が出るのか、硬い地盤の有無、などを見き分けてからでないと途中で井戸掘りを中断しなければならなくなってしまいます。「掘り続ければ水が出る」と、お考えの方もいらっしゃいますが、井戸は時に100m掘り進めないと水がでないことだってあるのです。国土交通省の調査結果をみることもできますが、近隣の結果のみで現地の詳しいことは分かりません。そこで、ここでは地質調査とは?から、必要な理由など地質調査について詳しくお伝えしてまいります。
- 目次
- 1. 井戸掘りにおける地盤や地質の調査とは?
- 2. 井戸掘り前に調査が必要な理由
- 3. 調査をせず行った場合の失敗例
- 4. 硬い地盤もお任せ。井戸掘りなら井戸生活へ。
井戸掘りにおける地盤や地質の調査とは?
井戸掘りにおける地盤や地質の調査とは、いわば地図のようなものです。地下何mには硬い岩盤があり、どれだけ掘り進めれば地下水を含んだ層にあたるのかといったことを明確にする役割があります。道路を作る際にも、測量し地形や地質を把握する必要がありますが、井戸掘りでは地質調査・地盤調査がこれにあたるのです。調査のないまま道路を作り始めれば、ぬかるんだ土地にあたり対策が必要になったり、硬い岩盤で工期が遅れたりなどさまざまなトラブルが予想されますが、井戸も同じです。確実に掘削するためには、綿密な調査が必要になります。
井戸掘り前に調査が必要な理由
地層は、地下水が砂利が多いものや、粘土質なもの、固くて水も通さない決めの細かいものなど多岐にわたります。地域によっての違いは鮮明ですが、50m先の家では豊富な井戸水があるのに現地では十分な水が得られないなど場所ごとに複雑に入り組んでいます。よく、調査もせずに「確実に水がでる井戸を掘ります」という業者は警戒しなさいと言われるのはこのためです。近隣の実績ではなく、現地の調査を行わなければ確実に井戸が掘れるかはわからないため、事前の調査が必要なのです。
調査をせず行った場合の失敗例
インターネットの普及によってDIY井戸掘りの成功例をみることも容易になり、気軽に挑戦することができるため、調査を行わずに自分で井戸を掘り始める方も増えています。もちろん、10mほどで簡単に井戸水がでる場合もあります。しかし実際には、硬い地盤や粘土層、砂の層では道具を使い分ける必要があり、これらの制作のための時間や費用も馬鹿にならず挫折してしまうことも多いのが現実です。中には4年かけて8メートルしか掘り進めなかったという方もいらっしゃいます。また、水がでるまで40~50m掘削する例もザラにあるので途中で諦めざる得なくなることも多いようです。
硬い地盤もお任せ。井戸掘りなら井戸生活へ。
井戸工事の時には、どこに何があるとしっかり把握していれば迷うことなく進めることができますね。趣味として、ではなく確実に井戸が欲しい場合はプロにお任せするのが一番の近道です。もちろん、地質調査だけでなく、設備工事や水質検査などもしっかりバックアップいたしますので心配はありません。もし、井戸をご検討・ご興味があるといった場合には井戸生活にご相談ください!皆様の井戸生活を応援いたします!
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